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「効率よく?」

【効率よく】という言葉を、教育の現場でもよく聞きます。
もちろん、物事を効率よくするのは大事なことです。

でも、すべて効率ばかりを考えると、【人の持つ可能性】をつぶしてしまう場合があるんですね。


例えば子供に『おはじき』与えるとします。

「わぁ~っ なになに、これ?」
「これはね、おはじきって言って、こうやって遊ぶのよ」(と、はじき方を教える)

こうして子供は即座に使い方を覚え、その教えられた遊び方で遊んでいきます。

 でも、こう答えたらどうでしょう。

「わぁ~っ なになに、これ?」
「なんだろうね」

すると、例えば子供はおはじきをいかに高く積み上げられるかを競い合うかもしれません。
また、独自の並べ方をチャレンジするかもしれません。

そして、時間はかかりますが、いつかは『はじく』遊びも見つけ出します。

その時、子供は「はじく」以外にもいろいろな発見をしていることでしょう。

創造力やユニークなアイデア、そして個性というのは、こうやってできていくんですね。

ただ、困ったことに最近のオモチャは一つの使い方しか出来ないものが多く、枠の中での想像力しか育ちません。
例えばフアミコンのDVDはファミコンでしか使えません。
あれでメンコ(関西ではベッタンとも言う)をしようという子供がいたら、とても頼もしいのですが…。


もっとも子供達だけではなく、働いている若者も同じような扱いを受けています。
マニュアル一辺倒で人間性よりも効率!という企業がいかに多いことか…。

ちょっと前まで、某中古書店ではスタッフが入ってきた客とは目を合わせずに、整理している本棚に向かって
「いらっしゃいませぇ!!こんにちわぁ!!」
と叫んでいました。

その中古書店のマニュアルでは、『かえって客に失礼にならないのかな?』と【考える】こと、そして【では、どうしたらいいんだろう?】と進歩する可能性を奪っているとしか思えませんでした。

優れた彫刻家は、木(材料)を見るとその中に潜んでいるモノが見え、それを形に現すといいます。

また、素晴らしい料理人は材料を見ると、それが一番生かされる料理法が頭に浮かんでくるそうです。

こういう人達は、効率よく最短距離をわき目も振らず進ませることが多い現代の教育では、だんだんお目にかかれなくなっていくのでしょうね。





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