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「叱ってはいけない?」

以前、『常識』というのはあてにできない、と書きました。
人によって『常識(枠組み)』というのは違うからです。

ちょっと極端な例を挙げましょうか。
例えば、仕事がたまってみんなで必死に残業している時に、ある人が小指を立てて、「ちょっとコレ(立てた小指)で失礼するね」と言って姿を消したら、どう感じますか?

「どうゆ~やっちゃ!この忙しくてみんながヒィヒィ仕事してる時にデートだなんて (>_<) 」

こう思われる人がたぶん多いでしょうね。

でもインド人においては、小指を立てるのは「トイレに行く」ことなんです。
『枠組みが違う』というのは、こういう事なんですね。

まぁインドはともかく、同じ日本でも世代によっては『~すべきである(例:不言実行であるべき)』とかいう事においては相当認識が違ってきています。


さて、子どもは小学3年生くらいまでは『2者関係』と言って、自分とお母さんの関係を基本として、親の【枠組み】をそのまま取り入れて育ちます。

しかし、小学校の高学年になると『3者関係』の世界に入っていきます。
つまり、母親との関係だけではなく、他の、例えば友達や先生の枠組み(常識)に接していくわけです。

ここで子どもは、今まで信じ取り入れてきた『親の常識(枠組み)』と、『いろいろな人の常識(枠組み)』との違いに直面するんですね(例えば、『食事をする時は静かに!』という枠組みで育ったのに、他の家庭では『食事をする時は賑やかにたのしく!』だった等)。
もし、この文を読んでおられる方の中で、「ウチの子は小さいときはとっても素直だったのに、小学4年生学くらいから言うことを聞かなくなった」と嘆いた経験をお持ちであれば、それはこういう事だったんです。

確かに人間は、親しい人や好きな人(子ども)に自分と同じ枠組みを持っていて欲しいので、それが違ってくるのは淋しいことに違い有りません。

でも、これはしょうがないことなんですね。

いろいろな人の、それぞれの枠組みを知り、その違いを消化して子どもは大きくなっていくのです。

でもそれを、強引に自分の枠組みにはめようとして、逆に子どもから不信感や嫌悪感を露わにされ、楽しく一緒に過ごす時間をロスしてしまう人は結構多いんですね。

このような流れを理解し、変化していく子どもに接していただければ、と思います。





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