子育てや家族問題に役立つ心理学 【親の感情の影響】~子育ての悩み,不登校,ネット・スマホ・ゲーム依存,カウンセリングなど~
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【親の感情の影響】
☆------♪------☆------♪------☆------♪------☆ 子育てに活かせる!『ものの見方、考え方』 その37 【親の感情の影響】 ☆------♪------☆------♪------☆------♪------☆ 今回も鷲津先生(名城大学心理学非常勤講師、(同)ベルコスモ・カウンセリング代表)に伺いました。 「今日お話したいのは、『親の感情が子どもに大きな影響を与える』ということについてです」 ------親の感情と言いますと? 「感情と言ってもいろいろとありますよね」 ------そうですよね。 『うれしい』とか『かなしい』とか『怒り』とか。 「それについて、親はもっと注意を払っていただきたいんです。例えば子どもを褒める時は親はどんな感情なのでしょう?」 ------そりゃ、やっぱり『うれしい』だと思います。 「そうですよね。そして子どもは、自分が褒められた事だけではなく、親を喜ばせたことにもすごく満足感をいだくんです。 しかもその事によって、『自分は親を喜ばせることができる人間だ』という自信を、無意識のうちに積み上げていくんですね」 ------そうなんですか。 「はい。逆に親が悲しんだ時、子どもは反省するんですよ」 ------あ、なんとなくわかります。 わたしも子どもの頃、怒られてもあまり反省しませんでしたが、親が悲しんだ時は心の中で『もう二度とこういうことはしないでおこう』と反省してたような気がします。 「そうなんですよね。子どもは親の怒りにはよく反発するものですが、親の悲しみには弱いんですよ。 さてここで褒める場合について話を戻しますが、日本人は感情を素直に表現するのが苦手なんですね。だから、親が照れたりして褒める時に『うれしさ』を表さない場合がよくあるんです」 ------あ、そうかもしれません。 ホントはとってもうれしいのに、それを押し隠して淡々と褒めたり…。 「そうなんですよ」 ------でもそれじゃ、『親を喜ばせたことの満足感』や『親を喜ばせることができる人間だという自信』はつかないということですか。 「そういうことです」 ------なるほど。 感情の表現って、子育てには重要ということなんですね。 Copyright(c)2016 合同会社ベルコスモ・カンセリング * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ♪楽しく、役に立つ心理学やカウンセリング理論を学びませんか? NPO日本次世代育成支援協会は、わかりやすく安価に学べる心理カウンセラー養成講座を開いています。 子育てにもとっても役に立ちますよ。 毎週火曜日(夜間)に名古屋で、月曜(午後)に一宮で開催中。 参加費 月4回で1万2千円(テキストや資料代込) 毎月1回の土曜集中講座(12回完結 1回9千円)も開いています。 詳しくはコチラ→ https://npo-jisedai.org/kouza.htm