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【親の感情の影響】



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子育てに活かせる!『ものの見方、考え方』 その37
【親の感情の影響】
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今回も鷲津先生(名城大学心理学非常勤講師、(同)ベルコスモ・カウンセリング代表)に伺いました。


「今日お話したいのは、『親の感情が子どもに大きな影響を与える』ということについてです」

------親の感情と言いますと?

「感情と言ってもいろいろとありますよね」

------そうですよね。
『うれしい』とか『かなしい』とか『怒り』とか。

「それについて、親はもっと注意を払っていただきたいんです。例えば子どもを褒める時は親はどんな感情なのでしょう?」

------そりゃ、やっぱり『うれしい』だと思います。

「そうですよね。そして子どもは、自分が褒められた事だけではなく、親を喜ばせたことにもすごく満足感をいだくんです。
しかもその事によって、『自分は親を喜ばせることができる人間だ』という自信を、無意識のうちに積み上げていくんですね」

------そうなんですか。

「はい。逆に親が悲しんだ時、子どもは反省するんですよ」

------あ、なんとなくわかります。
わたしも子どもの頃、怒られてもあまり反省しませんでしたが、親が悲しんだ時は心の中で『もう二度とこういうことはしないでおこう』と反省してたような気がします。

「そうなんですよね。子どもは親の怒りにはよく反発するものですが、親の悲しみには弱いんですよ。
さてここで褒める場合について話を戻しますが、日本人は感情を素直に表現するのが苦手なんですね。だから、親が照れたりして褒める時に『うれしさ』を表さない場合がよくあるんです」

------あ、そうかもしれません。
ホントはとってもうれしいのに、それを押し隠して淡々と褒めたり…。

「そうなんですよ」

------でもそれじゃ、『親を喜ばせたことの満足感』や『親を喜ばせることができる人間だという自信』はつかないということですか。

「そういうことです」

------なるほど。
感情の表現って、子育てには重要ということなんですね。




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