子育てや家族問題に役立つ心理学 【子どもを叱る】~子育ての悩み,不登校,ネット・スマホ・ゲーム依存,カウンセリングなど~
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子育てや家族問題に役立つ心理学 【子どもを叱る】
☆------♪------☆------♪------☆------♪------☆ 子育てに活かせる!『ものの見方、考え方』 その15【子どもを叱る】 ☆------♪------☆------♪------☆------♪------☆ 今回も鷲津先生(名城大学心理学非常勤講師、(同)ベルコスモ・カウンセリング代表)に伺いました。 ------子育てのセミナーや子育ての本には、たいてい『叱ってはいけない』ってありますよね。 でも、どうしても叱らなきゃいけない時があると思うんですよ。 そういう時にはどうしたらいいでしょうか。 「おっしゃるとおりですね。確かに子どもの『行動の変容』を促す際には、褒めて変えられるなら、叱るよりも褒めるにこしたことはありません。 でも確かに、これは叱らなければいけない!っていう時だって当然ありますよね。ただ、そういう時はこれだけは気をつけていただきたいんです。 『叱るというのは、親の【権利】ではなく【義務】である』ということを」 ------【権利】ではなく【義務】、ですか? 「そうです。親や先生は、叱る権利を持っているのではなく、褒めるという手段ではかなり不都合がある時、つまり危険な時とか絶対にやってはいけない事をした時に、子どもを叱る【義務】を負っているんです」 ------なるほど。 「だからこれは、叱る方が明確な基準を持っていないとダメなんですよね」 ------と言いますと? 「・やってもいい事 ・やらないほうがいい事 ・やってはいけないこと ・絶対にやってはいけないこと の基準です。 そして、基本的には『やらないほうがいい事』や『やってはいけないこと』は、【やらなかった時に褒める】ほうがいいんです」 ------なんとなくわかってきました。 そして、『絶対にやってはいけないこと』の基準を、私たち親や先生は、子どもに対して『叱ってその基準を教える義務がある』ということなんですね。 「そういうことです」 ------確かに、そうやって考えると叱り方が変わってくるような気がしますし、子どもも受け止め方が違うでしょうね。 「そうですね。まずはその基準について考え、そして家庭内で、また機会があれば先生とも話し合って見られてはいかがでしょう。人によってその基準が違うと、子どももたまったもんじゃありませんから」 ------わかりました。早速やってみます。(^ ^) Copyright(c)2016 合同会社ベルコスモ・カンセリング * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ♪楽しく、役に立つ心理学やカウンセリング理論を学びませんか? NPO日本次世代育成支援協会は、わかりやすく安価に学べる心理カウンセラー養成講座を開いています。 子育てにもとっても役に立ちますよ。 毎週火曜日(夜間)に名古屋で、月曜(午後)に一宮で開催中。 参加費 月4回で1万2千円(テキストや資料代込) 毎月1回の土曜集中講座(12回完結 1回9千円)も開いています。 詳しくはコチラ→ https://npo-jisedai.org/kouza.htm