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ゲーム(ネット・スマホ・パソコン)依存症

以前、名古屋テレビの報道番組「UP!」で、当協会の鷲津がネット・スマホゲームの問題点についてお話しました。
その時に、取材でお話した内容について、もう少し詳しく説明します。




ソーシャルゲーム及び課金について


【嵌る理由】

まず基本的なことですが、人は剌激を求めています。つまり、退屈が大嫌いということですね。
そして、その欲求の強弱は人によって異なります。

例としては、新奇性(新しいことや珍しいこと)への欲求がADHDタイプは強いケースが多く見られます。
それ故に、例えば電車の中でも自転車に乗っていても、面白い事の方に意識が向かっていく、つまりスマホを開くわけですね。

また、人は人との関わりを求めています(これを集団の一員としての存在への欲求と言います)。
そして、ソーシャルゲームというのは、コミュニティやフレンドというものが有り、それを手軽に満たす要素があるんですね。 また、それは集団の中での【居場所】となっていきます。

そういうわけで、他人とのかかわりが気になりやすい人がソーシャルゲームに嵌り易いということになります。
しかも、その環境で『協力』し合ったり、『感心』されたりという、一般の社会では得られにくくなった人間関係のプラスのストローク(対人刺激)を得られることも多いわけです。
また、その刺激は【強化刺激(その行動を強化して増やしていく刺激)】となり、ゲームにますます嵌っていくという悪循環が形成されます。


【課金について】

人は、上のポジションへのあこがれや欲求があります。そういうものや自分の成長願望が、ゲームの課金というシステム、例えば強くなるツールを買うことによって、容易に手に入れられるわけです。
つまり、現実社会ではコツコツと努力しないといけないのですが、その努力や労力、そして時間をお金で買うことがゲームではできるんですね。

これは、現代社会の効率至上主義とか、プロセスよりも結果を求められる風潮にもピッタリと合っています。
しかも、上位に行くことによって、実際に尊敬されたり賞賛されたりすることが多いですから、その快感が脳に染み込み課金を繰り返していくというパターンとなっていきます。

ただ最近の傾向としては、強くなる為にアイテムを人手するというパターンから、アイテムを手に入れること自体が満足という、蒐集やこだわりの快感へとへの流れが変化しているという考察もあるようです。


問題点と解決策


【問題点】

まず、課金を一度やると、段々と麻痺して進行していく傾向があります。
そして、フレンドのゲームの進行状況や入手したアイテムを見ることができることにより、比較の罠に嵌り易いということも問題です。
例えば、プレイポイントを使い切ると、それが回復する間は何もできないのですが、その間に他のプレイヤーに抜かれたりするのを黙って見ることになるわけですね。
自動車のレースで言えば、ガス欠でピットに入れられている間に目の前でどんどんとライバルが周回を重ねていくのを目の当たりにするわけです。
そりゃ、お金を払ってでもガソリンを入れて、自分も早くレースに参戦したくなりますよね。

さて、一番の問題点は、育てていくタイプのゲームは、お金や労力や時間をつぎ込めばつぎ込むほど「引くに引けなくなる」ことです。
そして、「引く」には切断機能(決断力、切り捨てる力)が必要なのです。


【解決策】

1.「毎日の生活がつまらない」というのが、そもそもの大きな問題点なので、「目標」や「おもしろいこと」を与えてもらうのではなく、自分で作成するように心がけること
(「目標」や「おもしろいこと」を持っている人は依存症にならない)
2. 「やめたくてもやめられない」のが依存症なのであり、「やめる」には切断機能の強化が必要となるので、応用行動分析認知療法の専門家の助言をもらう


ソーシャルゲーム自体は他の依存症(アルコール、ギャンブル等)と比べると、現時点においては経済的な損失がそんなに特別高いというわけではありません。
ただ、他の依存症と比べて時間の損失がかなり高いことは確かです。
また、結果的にスマホを手から離せない「スマホ・ネット依存」となり、脳に悪影響を与える大きな要因となっていることが、とっても大きな脅威なのです。
ゲーム依存症は慢性の精神疾患です。「意思を強く持て!」などという叱咤激励では治りませんし、「そのうち本人も気付くだろう」という楽観的な考えは非常に危険です。
早期に介入し、行動を変容させることが求められます。



Copyright(c)2016 合同会社ベルコスモ・カウンセリング



なお、私たちが今までに行ったカウンセリングにおいて、もっとも有効だったのは応用行動分析(ABA)を用いた方法です。禁止一辺倒での成功率はかなり低いので、現時点においては応用行動分析による『他のことに興味を移動していく』やり方がよいのではないかと我々は考えております」

応用行動分析(ABA)については、電子ブック【「もっと早く知りたかった」と言われる子育て心理学: ~応用行動分析(ABA)・交流分析~】でも書いていますので、興味のある方はよろしければ amazon でお買い求めください。
なお、申し訳ございませんがゲーム依存やネット・スマホ依存についての電話やメールでの無料相談は現在行っておりませんので宜しくお願い致します。ご相談は、カウンセリング(有料)となっております。

好評発売中のネット・スマホ依存の本

ネット・スマホ依存から抜け出す方法
~応用行動分析(ABA)~

鷲津秀樹著(このホームページの著者です)
慢性の精神疾患となるネット・スマホ依存について、その原因や克服する方法、また予防方法を応用行動分析などの心理学でわかりやすく説明しています。

中日新聞にネット依存のコメント掲載

2018年6月5日付け中日新聞朝刊の秋葉原殺傷事件の検証記事、「孤立 ネットの虚構におぼれ」において、当協会代表の鷲津が取材を受けた時のコメントが載っています。
(内容は左の記事の画像をクリックしてください)






大人のネット・スマホ依存症


ここからは追記となります。4~5年前までは子供のネット・スマホ依存が問題の中心でしたが、このところ大人のネット・スマホ依存問題でカウンセリングに来られる方が目立ってきました。
食事中もスマホを見続けている父親のネット依存
スマホが気になって、子どもの世話や家事が疎かになっている主婦のネット・スマホ依存
仕事が終わってからは、深夜までスマホ漬けになっている青年から中年のネット・スマホ依存
Youtubeばかり見ている大人のネット・スマホ依存
ポケモンGOに夢中になって自転車で一日中あちらこちらをうろついている老人のネット・スマホ依存

こうなってくると、一家でネット・スマホ依存になりつつある家庭がかなり増えているのではないかと思われます。
カウンセリングに来られる方は、まだチェック機能が働いている人がいるということなのですが、みんながネット・スマホ依存となると、もうこれは手の付けようがありません。

出来るだけ早く対策や対応が望まれます。

大人でも、対応は子どものネット・スマホ依存症対策と一緒です。
まずは時間を制限すること!
時間制限に効果のあるロックアプリも出ていますから、下記の応用行動分析のやり方で時間を減らしていくことから始めてください。


幼児のネット・スマホ依存症


最近、幼稚園や保育園で、テレビを見ると画面を指で触ってスワイプ(スクロール)しようとする幼児が多いようです。
親が、手がかからないように幼児にスマホやタブレットを持たせ、Youtubeを見せている光景は、今や当たり前となってきました。
2歳までに子供にスマホやタブレットを見せたことがある親は85%以上、という統計も発表されています。
どんな悪影響がどれだけ出るのかは、これから数年先にならないとわからないでしょうが、少なくとも機器に親しむのは間違いないのでネット・スマホ依存症になる確率は高くなっていくと思われます。
ネット・スマホ依存症についてはこちら⇒http://npo-jisedai.org/izonshou.htm ネット・スマホ依存に効果的な療法

応用行動分析⇒ http://npo-jisedai.org/aba.html

認知行動療法⇒ http://bellcosmo.net/ninchi.html


世界保健機関がネット依存を「ゲーム障害」という疾病に定義

世界保健機関(WHO)が、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎにより日常生活が困難になる症状を、「ゲーム障害(Gaming disorder)」と定義し、2018年半ばに発表する最新版ICD(国際疾病分類)第11版に加える見通し。

「ゲーム障害」の定義

下記症状が12ヵ月以上続いている

・ゲームをすることを他の日常生活の活動よりも優先してしまう
・個人・家族・社会・教育・職業といった場面で、非常に重大な問題を発生させている



お役に立てる心理学の本です。↓

「ハート・コンシャス」~ 交流分析・認知療法・実存セラピー~
鷲津秀樹著 1620円
交流分析や周辺理論がとてもわかりやすく書かれている本です。
著者が名城大学の講義でも使っている本で、大学内の書店か通販以外ではお求めになれません。
お買い求めは、ここをクリック! http://bellcosmo.net/hon.html

電子ブックはこちら⇒


講演のご依頼は⇒ http://npo-jisedai.org/kouen.html

申し訳ございませんがネット・スマホ依存についての電話やメールでの無料相談は現在行っておりませんので宜しくお願い致します。ご相談は、カウンセリング(有料)となっております。
ネット・スマホ依存のカウンセリングは⇒ http://npo-jisedai.org/netcounseling.html



和歌山県主催のネット依存防止セミナーの講師を務めました。

平成30年1月28日(土)に和歌山県主催の「ネット依存防止セミナー」が開かれ、講師を務めました。
http://npo-jisedai.org/2018wakayama.pdf






2017 名古屋市中村区の養護教員対象セミナー

名古屋市中村区の小中学校の養護教員の研究会で「ネット・スマホ依存防止セミナー」が開かれ、講師を務めました。

2016 小牧市内中学校のセミナー

岩崎中学校のPTAセミナーで「ネット・スマホ依存防止セミナー」が開かれ、講師を務めました。

小牧中学校のPTAセミナーで「ネット・スマホ依存防止セミナー」が開かれ、講師を務めました。

2016 稲沢市広報に掲載されました

稲沢市の「いじめ・不登校対策委員会」主催の小中学校の先生方の研修会で、『ネットいじめ』について講演させていただいた内容が、稲沢市の広報で紹介されました。
http://npo-jisedai.org/inazawa.pdf






2015 稲沢市広報に掲載されました

稲沢市の「いじめ・不登校対策委員会」主催の稲沢市の小中学校の先生方の研修会で、 『ネット・スマホ依存』について講演させていただいた内容が、稲沢市の広報で紹介されました。
http://npo-jisedai.org/27inazawa.pdf







「ネット・スマホ依存症セミナー」ビデオ(一部)



「ネット・スマホ依存症セミナー2」ビデオ(ダイジェスト版)
■学校関係の講演実績の例

・国分寺青年会議所 ~大人と子供のコミュニケーション~
・私学をよくする愛知父母懇談会 ~中ブロック総会の記念講演~
・名古屋市子ども青少年局(名古屋市保育士)~保育リスクマネジメント研修~
・安城市 ~子育てに活かせるものの見方、考え方~
・稲沢市教育委員会 ~ネット依存に陥らない為に~(2016、2017)
・名古屋市西生涯学習センター ~子育てセミナー~
・名古屋市北生涯学習センター ~子育てに役立つ心理学~
・子育てかもめ応援団 ~「うまくいかない」を「うまくいく」にするには~
・名古屋市港区小中学校PTA会長セミナー ~絆をつなぐPTA活動~
・東区小中学校PTA会長セミナー
・中区小中学校PTA会長セミナー
・千種区小中学校PTA会長セミナー
・名古屋市守山中学校PTA ~子どもと上手な付き合い方~
・小牧中学校 ~スマホ・ネット依存症の対処法~(2016、2017)
・小牧市光が丘中学校教職員 ~生徒とのコミュニケーション~
・小牧市岩崎中学校PTA ~子育て・スマホ依存~
・名古屋市有松中学校PTA ~我が子の本当の味方になるには~
・名古屋市見付小学校PTA ~親が伸びれば子どもも伸びる~
・名古屋市伝馬小学校PTA ~子どもの心を育み親子のきずなを深める~
・名古屋市福田小学校PTA ~子どもとのコミュニケーション~
・名古屋市福春小学校PTA ~子供とのコミュニケーション~
・名古屋市東海小学校PTA ~親子コミュニケーション~
・岩倉市北小学校PTA ~子どもを伸ばすコミュニケーション~
・熱田区小中学校PTA会長セミナー
・名古屋市守山東中学校PTA~やる気と可能性を引き出すコミュニケーション~
・名古屋市中村区養護教諭研修会 ~スマホ・ネット依存対策~

他多数



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