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最新情報&更新情報

【カウンセラー養成リモート講座を開設しました】

☆カウンセラーを目指しておられる方に、従来の名古屋と一宮の毎週講座、土曜集中講座と日曜集中ベーシック講座に加えWEBで学べる「カウンセラー養成リモート講座」を開設しました。


ライフサイクル


ライフサイクルとはエリクソンが考えた、人生における諸段階についての理論です。

エリクソンは人生を8つの段階に大きく分けて考えました。

乳児期    信頼 vs. 不信
幼児前期   自立性 vs 恥、疑惑
幼児後期   自主性 vs 罪悪感
学童期    勤勉性 vs 劣等感
青年期    同一性 vs 同一性拡散
成人前期   親密性 vs 孤立
成人期    生殖性 vs 停滞性
老年期    統合性 vs 絶望

(〇〇 vs ●● というのは、うまくいけば〇〇、うまくいかなかった場合が●●ということです)

まず最初の乳児期(0歳~1歳半か2歳くらい)においては、≪基本的信頼vs不信≫という構図となります。

乳児は不快なことがあったり、不安になったりすると泣きますが、その時に母親の愛情を感じられ
れば不安や不快は【安心】に変わります。

これをウィニコットは「二人いるから一人になれる」と言っていますが、母親という『港』が有ればこそ、子どもという『船』は外洋へ航海に行けるわけですね。



そして、そうやって愛情を感じるごとに、【人(母)を信頼できる力】とともに『自分を愛してくれる人がいる』という【自分の存在を肯定できる力】が育っていきます。

これが基本的信頼感(basic trust)と呼ばれているものです。
つまり「人を信じることができる力」です。

ところが、幼児期に親からかまってもらえなかったり(ネグレクト)、厳しい罰ばかり受けていると、基底不安というものが心に巣くっていきます。
「ひどい目に合わせる世の中に、誰の助けも得られない無力で見捨てられた自分がいる」という思いですね。



そして、それから逃がれる為に
・退行(幼児化して愛される)
・過剰適応(従順)
・無力(同情を得る)
・勝つ・優れる・強くなる
・ひきこもる
などを試みたりします。

アダルト・チルドレンのカウンセリングでは、このあたりの話になることも少なくありません。

さて、幼児期を過ぎ学童期(小学生)に進むと、親子という『縦の関係』から学校での『横(友達など)の関係』に移行していき、10歳くらいからはギャング・エイジと呼ばれる『群れて行動する』時期に入っていきます。

ここは社会的コミュニケーションの力を身に着けることができる、とても大事な時期ですね(でも今の子どもは、この時期に塾やゲームなどで、この能力が身につかないまま大きくなってしまうリスクが高くなったりしていますが)。

そして青年期は、アイデンテイティ確立の時期となります。 アイデンティティ(自我同一性)とは、自分の存在の証明であり、今迄の人生において、こなしてきた課題や危機、また経験などによって創られます。
また逆に、自らを見失ってしまうケース(役割混乱)もあります。



この時期に関しては、「モラトリアム」「ピーターパン・シンドローム」「青い鳥症候群」「ウェンディ・シンドローム」などが有名です。


その後、成人前期→成人期→老年期と進んでいくわけですが、以前はこの段階はあまり重視されてきませんでした。

しかしユングが「中年の危機」を唱えたり、また平均寿命が延びていくに従って、今ではこの成人期以降の段階が重視され、またいろいろな研究も進んでいます。

このあたりをもし知りたいという方がおられましたら、一度当協会のカウンセラー講座にお越しください。↓

https://npo-jisedai.org/kouza.htm





      Copyright(c) 合同会社ベルコスモ・カウンセリング

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この内容はNPO法人日本次世代育成支援協会の心理カウンセラー養成講座の講師を担当している鷲津代表が、愛知大学OCでの講義で行った内容を元に書かれています。
著作権は出版をしている合同会社ベルコスモ・カウンセリングにあります。無断使用、複写、転載はできませんのでご注意ください。

♪楽しく、役に立つ心理学やカウンセリング理論を学びませんか?

毎週月曜(午後)に一宮で、『心理カウンセラー講座』を開いています。
毎月1回の受講で集中的に学べる土曜集中講座(12回完結)や、同じく毎月1回日曜に行う初心者用ベーシック集中講座もございます。↓
https://npo-jisedai.org/kouza.htm

遠方の方にはWEBで受講できるリモート講座(毎月第2土曜の午前or午後 24回受講で修了 )も開設しました。↓
https://npo-jisedai.org/webkouza.html







 


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大分大学地域連携プラットフォーム推進機構」主催のセミナー

大分県立看護科学大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学、大分県立芸術文化短期大学、大分短期大学、東九州短期大学、別府溝部学園短期大学、別府大学短期大学部、大分工業高等専門学校、放送大学大分学習センター、大分大学で構成される「大分大学地域連携プラットフォーム推進機構」主催のセミナーの講師として、各校の教職員の方々対象にWEBで講演しました(鷲津秀樹)。 (翌週13日は大分大学単独で先生方への講演)


小牧市社会福祉協議会でコミュニケーションの講演

小牧市社会福祉協議会で、ボランティア活動に携わっておられる方々を対象に開かれた「ボランティア活動に役立つコミュニケーション心理学」セミナーの講師を務めました。


愛知県小児科医会の会報に寄稿

愛知県小児科医会の第56回「子どもの健康を守る会」での講演の講師をする予定でしたが中止となった為、替わりに今年度の愛知県小児科医会の会報への寄稿を依頼され、それが配布されました。
鷲津代表の内容は「コロナ禍が及ぼす子どもたちの心への影響と、その対処法」です。






豊田市の「こころの健康づくりニュースレター」を執筆

愛知県豊田市では毎年3月を「自殺対策強化月間」とし、春の自殺予防キャンペーンを実施しており、それにに向けて1月から3月の3か月間、月1回「こころの健康づくりニュースレター」を提供しています。その1月号「劣等感と劣等コンプレックスについて」、2月号「劣等感と劣等コンプレックスについて NO2」、3月号「新しい環境におけるメンタルヘルス」を当協会の鷲津理事が執筆しました。 (画像をクリックすると拡大して読めます)


小牧市の学校・カウンセラー連絡協議会の講演を務めました

小牧市小中学校の令和2年度学校・カウンセラー連絡協議会で「家族や学校でできるネット・スマホ・ゲームオ依存にならない方法」の講演を務めました。受講されたゲーム依存担当の先生方やスクールカウンセラーの皆様にとって少しでもお役に立てましたら幸いです。


あいち男女共同参画財団主催のHSPセミナーで講師を務めました

公益財団法人あいち男女共同参画財団主催のセミナー「もしかしてHSP(ひといちばい敏感な人)?」の講師を務めました。沢山の方からキャンセル待ちをいただくくらい参加応募が多かったのですが、新型コロナ対策で席の間隔を置かなければいけなかった為、多くの方の参加ご希望に応えられず申し訳ありませんでした。


ネット・ゲーム依存防止の取り組みが毎日新聞に紹介されました

毎日新聞の「論+(プラス)」で、当協会の「ネット・スマホ・ゲーム依存防止」の取り組みが紹介されました。(詳しくは左の写真をクリック)




「eスポーツ」についてのコメントが東京新聞に紹介されました

東京新聞の社会面で、「eスポーツ」についてのコメントが紹介されました。(詳しくは左の写真をクリック)








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